ハード数独の遊び方
ハード数独は、論理的思考と戦略が求められる上級者向けのパズルです。いくつかの行、列、または3x3ブロックが完全に空白の場合もあり、グリッドを完成させるには慎重な推論力が必要となります。
すべての数独ゲームと同じく、各行、列、および3x3ブロックに1から9までの数字を重複しないように入れることが目標です。
ハード数独の攻略法
これらの数独攻略法は、候補数字や自分がメモした情報の中からパターンを観察し、グリッド上の可能性を絞り込む手助けとなります。選択肢を一つずつ丁寧に検討し、該当しなくなった候補を消していくことが重要です。
X-Wing(エックスウィング)
X-Wing戦略を使うことで、特定の行や列の候補数字を消去できます。各行または列で候補数字がちょうど2つのマスに現れる場合を探します。これら4つのマスは長方形の四隅となる位置に揃っているはずです。これらの角を斜めに線で結ぶとX(エックス)型になります。もし1行または1列が完全に揃っていなければ、もしかすると数独スカイスクレーパーを見つけたのかもしれません。
候補数字はそれぞれの行と列で2つのうちどちらかのマスに必ず入るため、X-Wingパターンの外にある交差する行や列の他のマスからは、その候補数字を消去できます。
下の例では、「3」の候補数字が各行(1行目と5行目)、および各列(F列とH列)で2回ずつ現れています。X-Wingを形成することで、パターン外の交差する列や行の他の「3」の候補を消去できます。
Swordfish(ソードフィッシュ)
ソードフィッシュ戦略は、X-Wingテクニックに似ていますが、2つではなく3つの行と3つの列を使います。まずは1つの候補数字を選びます。その数字は各行または各列で2つか3つのマスのみに限定されていなければなりません。この3つのグループ(2つまたは3つのマスずつ)がベースセットと呼ばれます。
ベースセットは反対方向でも揃っている必要があります。以下の例では、5が候補数字で、ベースセットは4行目、6行目、7行目で確認できます。それらがC列、D列、I列で揃っていることを確認してください。
数字の並びが縦横ともに揃っていれば、ベースセットとは逆方向の候補数字を消去できます。たとえば、ベースセットが行(横方向)の場合は、それに関連する列の全ての「5」の候補を消去できます。
さらに上級レベルのパズルに挑戦するほど、答えにたどり着くにはより多くの忍耐力と消去法が必要になります。アーカイブにある何千ものパズルで腕を磨いたり、数独プリントでカラーリングなどのテクニックを試したりしてみましょう。